ラッフルズの持続可能性
どのご滞在先でも有意義な旅を
ラッフルズ ホテル&リゾートの持続可能な未来
ホスピタリティ溢れる旅の拠点として時代を超えて愛され続ける世界のラッフルズは、環境保全と社会的リーダーとして、100年以上にわたり各地の文化・自然・地域遺産の保護に取り組んできました。
今後100年を見据えた私たちのビジョンは、持続可能性の視点に立ち、持続可能な慣行を取り入れて、ラグジュアリーの意味と体験の再定義を重点的に進めていくことです。これは、ラグジュアリーなご宿泊のあらゆるタッチポイントに配慮し、ご滞在中にプラスの影響を共同で生み出す機会をつくることで、お客様と寄り添いながら実現していくことができると考えています。
持続可能な未来は、ラグジュアリーの未来です。私たちが関わるすべての人々の生活とコミュニティに活力と喜びをもたらす、前向きな未来を実現させましょう。
私たちの取り組み
私たちの持続可能な未来のビジョンは、贅沢と過剰ではなく、洗練と敬意、マインドフルネスを特徴とする、責任ある本物のラグジュアリーにあります。私たちの持続可能な取り組みをぜひご覧ください。
1887年以来、世界中の人々の想像力をかき立て続けるホテル
ラッフルズはホスピタリティの枠を超え、ゲスト、従業員、コミュニティなど私たちが関わるすべての人に美と驚きとインスピレーションをお届けする空間を作るため、日々努力を続けています。過去、現在、未来と、いつの時代の人々にも愛される場、それがラッフルズホテルです。
1887年、「旅の黄金時代」が夜明けを迎えるころ、ペルシャ系アルメニア人で起業家のサーキー四兄弟は、シンガポールに10部屋のこぢんまりとしたホテルをオープンしました。兄弟は、近代シンガポールの建国の父と呼ばれる著名な英国外交官で先駆的な植物学者であるスタンフォード・ラッフルズ卿にちなんで「ラッフルズ ホテル」と命名。その名の印象も相まって、ラッフルズホテルはエキゾチックな東洋の魅力に気づき始めた新世代の裕福な旅行好きの人たちの想像力をかき立てました。
ホテルが成長し、現在私たちが目にしている瀟洒なビクトリアン・コロニアル様式の建物へと発展すると、数多くの著名人を引き付けるようになります。ラドヤード・キプリング、サマセット・モーム、ノエル・カワードなどの文豪はインスピレーションを求めて何度も訪れ、エヴァ・ガードナー、エリザベス・テイラー、ジャッキー・ケネディは、彼女たち自身の優雅さと魅力を映し出すような、その洗練された稀有な佇まいを愛しました。気配りの行き届いたバトラーが生み出す優雅さと寛大さによってラッフルズの名は伝説となり、英国の礼儀正しさ、熱帯地方の壮大さ、アジアの優雅さが融合したユニークな場所として世界中の愛好家に知られるようになります。
時を経て、歴史と伝説の生まれた地であるラッフルズは、今なお輝き続ける古き良き時代の栄光や文学作品、独創的な魅力を思い起こさせる、優雅で文化に満ちたランドマークとなりました。今やラッフルズは、誰からも称えられる存在となっています。ラッフルズは現在、ホスピタリティの枠を超え、世界のどの地にあってもゲスト、従業員、コミュニティに美と驚きとインスピレーションを届けられる空間を作るため、努力を重ねています。過去、現在、未来と、いつの時代の人々にも愛される場、それがラッフルズホテルです。
ラッフルズ ブック
『Soirées, Sojourns & Stories by Raffles』は、ラッフルズの歴史をたどり、その現在と未来を描く、魅力あふれる一冊です。
著名な作家であるナターシャ・フレーザーは、この本を書き始めた当初から、読者を時間と場所を越えた旅へと誘う一冊になることを確信していました。現在に至るまでの「旅の黄金時代」、ラッフルズ伝統のサービスとエレガンスを称賛する偉大な作家やスター、政治家、王族たち、世界におけるラッフルズの存在感など、当ホテルの輝かしい歴史と魅力をいきいきと表現し、ラッフルズの精神を織り込んだ決定版の伝記であるこの本は、ラグジュアリー、華やかな世界、そしてなにより旅に関心のある方にとって必読の一冊です。
Rizzoli社出版