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ヤジッド・イシュムラエン、
ペストリーシェフ
パティシエであり起業家でもあるヤジッド・イシュムラエンがLe Royal Monceau, Raffles Paris（ル ロイヤル モンソー ラッフルズ パリ）に加入
「パリの宮殿」は、冷菓の世界チャンピオンであり、有名シェフたちの下で修業を積んだ世界的に活躍するシェフ、ヤジッド・イシュムラエンが、2024年4月15日より、パリを代表する宮殿ホテルのペストリーとデザートを指揮することになったと発表しました。この著名なペストリーシェフが、パリで初めての職場となる超高級ホテル、Le Royal Monceau, Raffles Parisで、すべてのスイーツに彼の巧みな技を表現します。
夢をかなえたスイーツが生んだキャリア
彼のパティシエへの道は、3歳頃の幼少期から始まり、思春期以降も続きました。ヤジッド・イシュムラエンの自伝『Créer pour survivre, vivre pour ne pas sombre』や、彼が共同製作した映画『パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ』（原題：À la belle étoile、英題：Sugar and Stars）に見られるように、彼にとってデザートとは、将来の見通しも立たず、愛情に飢え、周りからも認めてもらえない困難な日常生活から逃避する手段でした。
ヤジッドを見出して教育した、パティシエの世界チャンピオンでありフランス国家最優秀職人章（MOF）を持つパスカル・カフェ、「ラ パティスリー デ レーヴ」で自信を深めるきっかけとなったアンジェロ・ミュザ、モナコの「メトロポール」で新人の彼に長く影響を与えたジョエル・ロブションなど、イシュムラエンの輝かしいキャリアと人生は、インスピレーションを与えてくれるシェフや父親代わりとなる人物によって導かれてきました。
イシュムラエンは、新しい経験を重ねるたびに技術と技能を磨き、わずか22歳で冷菓の世界大会で優勝。数あるデザートコンテストの中で史上最年少の世界チャンピオンとなりました。現在、彼は3つの会社（YCONE、YTIME、AT HOME）と世界中に複数のアウトレットを所有し、今秋には初めてパリに店をオープンする予定です。
Le Royal Monceau, Raffles Parisのデザートメニューに新たな息吹を吹き込む
「パリの宮殿」への着任と新たに提供するデザートメニューのために、 イシュムラエンはフランス菓子界の新星、アレクサンドル・ファーブルを招きました。クリストフ・ミシャラク シェフの弟子で右腕だったアレクサンドル・ファーブルが、Le Royal Monceau, Raffles Parisのエグゼクティブ・ペストリーシェフとしてイシュムラエンのチームに加わります。このダイナミックな2人組は、華やかな原材料と素材を主役にし、人間性をすべての行動の中心に据える、という同じような情熱と信念を共有しています。2人のパティシエの創造性を補完し合う新しいペストリーチームは、自然なデザート作りを目指し、できる限り生の食材を使うことに専念しています。彼らの基本に忠実な創作は、個性的で心地よく、本物の味を持つデザートを提供したいという願いから生まれたものです。
職人技が光る農産物を主役に
アレクサンドル・ファーブルとのコラボレーションにより、現代的で洗練された旅行者のためにデザインされた唯一無二のデザートメニューをヤジッド・イシュムラエンがご紹介します。「生産者とその歴史に敬意を表し、素晴らしい高品質の製品を生み出す知識を尊重しつつも、私は生の食材に立ち戻りたかったのです。1つのデザートに入れる材料と食感はそれぞれ3つまで、という1つのルールを守ることで、幸せのレシピが浮かび上がるのです」
イシュムラエンは、ケーキ以外のデザートメニューも充実させながら、洗練されたデザインと正確な技術で表現された、目で見て楽しめる作品から始まる、新しく革新的な料理体験を提供しています。すべてを起業家的なビジョンで捉える彼は、伝統と現代性を見事に融合させ、オートクチュールの厳格さと食材への敬愛を備えたデザートメニューを提供しています。
Le Royal Monceau, Raffles Parisでヤジッド・イシュムラエンがお届けする自慢の限定デザート
シェフのイシュムラエンが、味と感情が完璧なシンフォニーを奏でるスイーツをお届けします。シェフの特製デザートには、昔から作り続けている、砂糖不使用のホイップクリームを添えたブラックフォレスト、キプフェルのビスケットを土台に旬のフルーツを使った軽やかなタルト、マダガスカル産とタヒチ産のバニラフラワーを使った100%バニラのデザート、感覚を呼び覚ます全く新しいチーズケーキがあります。軽やかで、爽やかな、これまでのイメージを覆すデザートと共に、甘いひとときをご堪能ください
限定デザートは、水曜、土曜、日曜の午後3時から6時まで、ル バール ロンでお召し上がりいただけます。
ル バール ロンでのデザート
ル バール ロンの居心地の良さとエレガントな雰囲気を忠実に再現したデザートメニューが、お客様を現代的な「パ ド ドゥ」へといざないます。フォンダンとデリケートなスフレをブレンドしたチョコレートケーキ、バニラとオレンジブロッサムのイルフロタント、フェミニンでフローラルな香りのヴィーガンサラダ、Le Royal Monceau, Raffles Parisで初登場のイタリアンアイスクリームなど、美食とバランスの取れたスイーツコースです。ライスプディングは、イシュムラエンの新たな方向性を象徴したスイーツです。牛乳や卵など、地元の農産物を主に職人的な生産者から直接調達するという考えに基づき、素材の新鮮さを保証し、真の味わい深さを提供しています。
ミシュラン スターを獲得したレストラン「イル カルパッチョ」でのデザート
パリにあるイタリア料理店として必ず訪れたい場所になるよう、イシュムラエンは、予想を裏切るような、アルプス山脈を越えた地域の食材を使ったメニューを考案しました。伝統的なティラミスの代わりに、「L'écume de café」がコーヒーの豊かな香りを探求する旅へとお客様をいざないます。パネトーネはキャラメリゼしたブリオッシュとして生まれ変わり、ドライフルーツの甘い香りを引き立てます。また、新メニューの「ドルチェ」2種では、ストラッチャテッラソースを添えた2種類の食感のフォンダンショコラ、そして、ローストしたオレンジ、レモン、グレープフルーツとイタリア産ロビオラチーズのクリーミーな香りをブレンドした3種の柑橘類のタルトも登場。
Matsuhisa Parisでのデザート
ヤジッド・イシュムラエンは松久信幸シェフから多大なインスピレーションを受け、その精神をMatsuhisa Parisのスターデザートに反映させています。その有名なチーズケーキは、松久信幸シェフのレストランで見られる特製デザートを心地よくアレンジしたものです。その他、餅アイスやフルーツサラダなどのスイーツが、遊び心あふれるグルメ弁当で登場します。
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