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ラッフルズの歴史
1887年以来、世界中の人々の想像力をかき立て続けるホテル
ラッフルズはホスピタリティの枠を超え、ゲスト、従業員、コミュニティなど私たちが関わるすべての人に美と驚きとインスピレーションをお届けする空間を作るため、日々努力を続けています。過去、現在、未来、いつの時代の人々にも愛される場、それがラッフルズホテルです。
1887年、「旅の黄金時代」が夜明けを迎えるころ、ペルシャ系アルメニア人で起業家のサーキー四兄弟は、シンガポールに10部屋のこぢんまりとしたホテルをオープンしました。兄弟は、近代シンガポールの建国の父と呼ばれる著名な英国外交官で先駆的な植物学者であるスタンフォード・ラッフルズ卿にちなんで「ラッフルズ ホテル」と命名。その名の印象も相まって、ラッフルズホテルはエキゾチックな東洋の魅力に気づき始めた新世代の裕福な旅行好きの人たちの想像力をかき立てました。
ホテルが、植民地時代の象徴である瀟洒なビクトリアン様式のランドマークという現在私たちが目にしている姿に成長するにつれ、その魅力に惹かれたたくさんのゲストが列をなすようになります。ラドヤード・キプリング、サマセット・モーム、ノエル・カワードなどの文豪がインスピレーションを求めて何度も訪れ、エヴァ・ガードナー、エリザベス・テイラー、ジャッキー・ケネディは、自らの優雅さと魅力に通じる、その洗練された稀有な佇まいを愛したのです。非の打ちどころのないバトラーが生み出す優雅さと寛大さで、ラッフルズの名は伝説となり、英国の礼儀正しさ、熱帯地方の壮大さ、アジアの優雅さが融合した珍しい場所として世界中の愛好家に知られるようになります。
時が経つにつれて、歴史と伝説が始まったその地は、優雅な一家の生誕の地となり、文化を色濃く反映したランドマークの建つ場所となりました。そのすべてが今なお輝き続ける古き良き時代の栄光、文学遺産、オリジナルの魅力を思い起こさせるのです。今では誰もが、ラッフルズの名は称えるべきものとする意識を共有しています。現在、ラッフルズはホスピタリティの枠を超え、世界中のどの土地にあってもゲスト、従業員、コミュニティに美と驚きとインスピレーションを届けられる空間を作るため、日々努力を続けています。過去、現在、未来、いつの時代の人々にも愛される場、それがラッフルズホテルです。
歴史のページをめくる
受賞 ラッフルズ ホテル&リゾートの理念は、心で感じる贅沢と心のこもった温かくきめ細やかなサービスをお届けすることです。この理念が実を結び、ラッフルズ ホテル&リゾートは幾度となく受賞の栄誉に輝いています。以下は最近受賞した賞です。
ラッフルズ ブック
『Soirées, Sojourns & Stories by Raffles』は、読者をラッフルズの歴史へと誘い、過去、現在だけでなくラッフルズの未来をも占う魅力あふれる一冊です。
この本を書き始めた当初から、著名な作家であるナターシャ・フレーザーは、本書が読者を時間と場所を越えた旅に誘う一冊になることを確信していました。ここでは、今日までの「旅の黄金時代」について、ラッフルズ伝統のサービスとエレガンスを称賛する有名な作家やスター、政治家や王族について語られています。また、パリ、セイシェル、イスタンブールなどの旅先が 『Soirées, Sojourns & Stories by Raffles』は、当ホテルが現在の名声を得るに至るまでの輝かしい歴史とラッフルズの精神が詰め込まれた、ブランドの伝記とも呼べる決定版であり、高級ブランド、魅力的な生き方、そしてなにより旅に関心のある方にとって必読の一冊です。
Rizzoli社出版